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国立女性教育会館:男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム・分科会】
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男性の関心を促進する


DV問題啓発とは?

〜〜男性よ、DV問題は恐くない〜〜

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 男性にとって、DVは身近で切実な問題と考えたくない傾向にあります。「知り合いにはそのような人はい
ない」「自分は夫婦仲がいいから」「ウチは妻のほうが強いですから」などは、DVの話題になった際に、男
性からよく発せられる言葉です。

この種の発言に対して、どのような言葉を返したらよいのか、戸惑ってきた関係者も多いはずです。DV
は男性にとって、責められるような気がして、あくまでも避けたい問題でしょうか? 実はそうではありません。

今や、DVは家庭生活を営む上での必須知識です。
DV問題を自分に関係ないものにすると、
男性も失うものが大きいのです。

講演者の草柳和之は、10年以上にわたりDV加害者更生プログラムの実践と研究に携わってきましたが、
その経験を生かし、参加者が「DV問題は恐くない。男性にも大いに利益がある」という視点を周囲に提示し
やすくなる分科会を、提供します。レクチャー形式の他に、参加者を交えての簡単なグループワークや、ビデ
オを使っての解説も行います。

                   ♪

〔日  時〕2009年828(金)pm3:30〜5:30  

〔参加費〕500円

〔講 師〕草柳 和之(元・早稲田大学講師/メンタルサービスセンター代表・カウンセラー)

〔会  場〕国立女性教育会館:〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728
(東武東上線武蔵嵐山駅より徒歩13分)

「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム:8/28-30」
関する問合せ=国立女性教育会館事業課:Tel.0493-62-6711(代)

〔内容問合せ〕メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留
                  Tel.03ー3993ー6147 URL=http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
              ★カウンセリングをご希望の方も、こちらで受けつけています.

 

《交通案内》
http://www.nwec.jp/jp/about/access.html

【草柳 和之:講師紹介】 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 長年、DV被害者支援に携わるとともに、今や、日本の
DV加害者更生プログラムの第一人者.我が国で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手、
その活動に対する幾多のバッシング・反発を経験するが、それに屈することなく、その方法論の整備、専
門家向け研修の提供等により、この分野をリードしてきた.TV出演などを含むマスコミ対応、全国にわた
る講演活動、執筆活動を通じて、男性がDVや性暴力の問題に取り組む重要性を社会に向けて提言し
続けている.

●元・早稲田大学講師.NPO法人日本ホリスティック医学協会理事.著書に『ドメスティック・バイオレン
ス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨床の試み−脱暴力プログラムの新展開』(新水社),共著『いの
ちに寄り添う道』(一橋出版),他多数.文部省(当時)委嘱DV啓発小冊子を共同執筆.児童養護施設や保
育園のスーパーヴァイザーも努める.



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